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婦人科

女性はライフステージの中で、思春期から性成熟期、更年期、老年期に渡り女性ホルモンの変化に影響を受けています。

症状も個人差があり様々なのが特徴です。当院は開院以来マタニティクリニックと標榜しておりますが、10代未満~90代と幅広い世代の女性に受診いただき、外来患者さんの6割以上が婦人科患者さんです。

子宮頸がん検診について

子宮頸がんは20-30代の女性に多く発生するがんではありますが、全年齢の方に検診の実施をお勧めしています。当院では無料クーポン、各自治体助成券が使用できます。

性交渉経験のない方でも、内診せず経腹超音波で子宮と卵巣の様子を診察することが可能です。子宮頸がん以外にも症状によっては子宮体がん、卵巣がんのチェックも必要な場合もあります。

子宮頸がんワクチンについて(要予約)

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウィルス:以下HPV)関連疾患であることが証明されており、HPVは性交渉を通じて感染することが分かっています。

ほとんどの場合は自然に排除されますが、一部が感染細胞となり長期的がん化することが分かっています。HPVは性感染症ではありません。理想的には性交渉開始前にワクチンを接種することでほとんどの子宮頸がんを発生させないことが期待されています。

性交渉経験者でも新規の感染を予防出来ますので、ご希望の方は接種可能です(自費)。

本邦では過去にワクチンの副反応で接種勧奨が差し控えられた結果、ワクチン接種率は世界で見ても最下位に近いほど低率です。副反応に関しては厚生労働省と日本産婦人科学会がワクチンの安全性を再検証した結果が安全と証明されました。

小学校6年生から高校1年生の定期接種対象の方にもワクチン定期接種が実施可能です。

月経痛を含めた月経関連症状について

10代の小中高生の方から20~40代の方まで幅広く診療可能です。必ずしも内診台での診察が必要な場合ばかりではありませんし、性交渉経験がない方は経腹(お腹からの)超音波検査で十分診察可能です。

痛み止めのみで症状の改善が乏しい場合は、ホルモン治療導入で劇的に症状改善が期待できる場合もあります。

子宮内膜症関連疾患であるチョコレート嚢腫や子宮腺筋症等、それに伴う過多月経症状などでお困りの場合も、適切な治療方針をご提案します。

不妊症治療およびブライダルチェックについて

当院では体外受精は実施しておりません。
一般不妊治療の範疇で、各種検査(ブライダルチェックも含め)、投薬、タイミング治療、人工授精を実施しています。また、精液検査も院内および持参でも実施可能となっておりますので、ご夫婦やカップルでご受診ください。

ご結婚されていない方にはブライダルチェックをご用意しています。患者さん自身の状況に合わせて検査をカスタマイズして実施することも出来ます。お気軽にご相談ください。

周閉経期、更年期治療について

45-55歳の周閉経期における更年期症状や不正出血を含む月経不順に関しても、子宮体がん検診、ホルモン治療、漢方薬も含め適切な治療方針をご提示します。

  • 検診等で発見された子宮筋腫や卵巣嚢腫の定期検診も実施可能です。
  • 老年期における骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸脱)それに付随する、排尿障害に関しても、リングペッサリー、排尿に関しては薬物治療も含め適切な治療方針をご提示させて頂けたらと思います。

避妊・人工妊娠中絶について

当院では、望まない妊娠の予防のためのピル処方、望まない妊娠をした場合でも中絶手術を実施しています。

1 ピルによる避妊方法 

ファボワール 2,500円/シート(自費)
※なお当院では問診内容から、月経困難症の診断で保険の低容量ピルへの処方への切り替えもお勧めしております。

2 緊急避妊目的のピル

レボノルゲストレル 10,000円(自費)
※避妊に失敗してから72時間以内に内服して頂きます。早ければ早い程避妊率が高くなりますので、早めの受診をお勧め致します。

中絶手術

当院では母体保護法に基づき、様々な事情で妊娠を継続できない患者さまについてプライバシーに配慮し、医療・ケアを行っております。麻酔下で処置を行い、痛みなく処置を受けることが可能です。9時に来院していただき、14時頃の日帰り入院(外来扱い)となります。

費用

110,000円~(週数により変動)
※妊娠12週未満の場合は週数により値段が変動します。
※妊娠12週以降の中期中絶の場合は出産育児一時金相当の費用がかかります。

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